こんな方におすすめ
- 大学にいこうか迷っている方。
- 社会に出れば学歴は必要ないと思っている方。
- 海外移住を検討している方。
この記事にたどり着いたあなたは、将来アメリカやヨーロッパといった海外に移住してみたい。海外で就職をしてバリバリ働いてみたいといった方ではないでしょうか?
そうすると、最終学歴は最低でも大卒を取得しておく必要があります。今あなたが将来を海外で生活するような計画や夢をお持ちなら、必ず大卒を取得するように頑張って下さい。
もしあなたが院卒や大卒なら、将来あなたが海外で活躍する場面に遭遇した場合、高卒の人に比べて有利になります。
しかし、あなたが専門卒や高卒なら、将来海外で何かをしようと思った時に不利になる可能性があります。
今回は何故、海外で活躍する為には大学卒以上が必要のか。
これについてシェアさせて頂きたいと思います。
この記事で得られる情報
- 何故、海外では学歴が必要なのか。
ヨーロッパでは生きていく為に学歴が必要になっている事実がある。
ヨーロッパは先進国になっていない国も多いです。
ヨーロッパには、イギリスやフランスといった代表的な先進国がありますが、その反面ヨーロッパには、EUに加盟していない小さな国も沢山あります。例えばオンライン英会話には、沢山のボスニア、ユーゴスラビア、セルビアといった国の講師達が働いていますよね。
彼ら達をよくみてみると気がつくのですが、殆どが大学卒業をしていたり、20代後半であっても大学生や大学院生というケースが非常に多いです。そして彼らはとにかく大学を卒業することに力を入れています。なのでたとえ20代後半や30代であっても一生懸命卒業の資格をとろうと頑張っています。
日本であれば確かに給料面や企業の出世をみると、高卒と大卒とでは明らかな差があるのは事実です。しかし、特に高卒であってもそこまでこまることはないと思います。
この違いは何故だと思いますか?
ヨーロッパのこれらの国では、大学を卒業したからといっても確実な雇用は保証されていません。日本のように新卒で企業に就職するということは極めて難しいんです。その為、彼らの多くは『将来は母国を出て、違う国で生活をする』ということが根底から根付いているんです。
そうすると母国からでて海外に移住するわけですから、母国語以外の言語を習得する必要が出てきます。例えばそれがフランスであるのならフランス語を習得することが重要になってきます。仮にフランス語がまだ流暢に話せなくても、世界共通言語である英語を話すことができればなんとかなります。
そして海外に移住する前提なので、最低限として英語が話せるという以外にも『学歴』というモノが必要になってきます。
受け入れる国はメリットのある人材しか受け入れない。
アメリカはこれの典型的なパターンですが、基本どこの国も『自国にメリットのある人材』しか受け入れません。
アメリカのドナルドトランプ大統領がメキシコからの移民を阻止しようとしていますが、これも優秀な学歴な著名なメキシコ人であれば全く問題なくアメリカに移ることができます。しかし、現状はそうしたアメリカにメリットのある人材ではなく、むしろアメリカ経済から支援を受けなければ生活が出来ないような人達が多いという現実があります。
これはヨーロッパでも日本でも全く同じです。
外国から人材を受け入れるとなれば、どこの国も優秀な人や、自国にメリットのある人材を優遇します。EUに加盟していない国である彼ら達が学歴にこだわるのはこれが理由なんです。学歴があり、そして英語が話せなければ自分の生活に影響を及ぼすからなんです。
日本のように高卒であっても『新卒で働く』という仕組みがないんです。
あなたは自分の将来を考えていますか?
人の人生というのは、いつどこでどうなるのか誰にもわかりません。
今のあなたが『海外になんて住みたくない』と思っていたとしても、3年後には『移住したい、仕事がしたい』と思うかもしれません。もしその時にあなたが高卒までの学歴しかないのであれば、それが原因でその道が閉ざされてします可能性は十分にあり得ます。
もしあなたが今高校生であるのなら、どこの名前の大学で構いません。どこでもいいので大卒の資格を取るようにしましょう。そしてもしあなたが今大学生で『大学を中退したい』と思っているのであれば、本当に中退をしないといけないほど緊急性があるモノなのか一度考えてみて下さい。
一過性で『大学が面白くないから、行っている意味がないから』という理由であるのなら、もう一度立ち止まってそれが最良の選択なのか考えてみるべきです。そしてもしあなたが高卒の社会人で、将来海外で移住をしたり働いたりしたいのであれば、今からでも遅くありません。
仕事にいきながら、通える範囲に大学があるのであれば通学することをオススメします。仮に通学できる大学が近くにないのなら通信生の大学に通うことが出来ます。
大学名は関係ありません。要は大学卒業だけ必要なんです。
あなたは海外の大学名を全て知っていますか?
恐らく余程の物知りでないかぎり、世界中にある大学名を答えることは出来ないでしょう。これは日本人からみた場合だけではなく、海外から日本を見た場合も同様のことが言えます。カナダならトロント大学、フィリピンならフィリピン大学、日本なら東京大学といったように、世界中で有名な大学名しか殆どの人は知りません。
しかし実際には、大学というのは普段聞かないような大学名まで無数存在しています。勿論、マイナーな大学より有名な大学に出ている方がステータスといった部分でみれば良いのは確かです。しかし、目的が『海外に移住する、海外で働く』といったことが理由であるのなら、あなたにとって大学というモノは『目的ではなく手段』でしかないんです。
そうなれば、有名大学を卒業することにこだわる必要性はなくなってきます。
外国人を判断する時に学歴で判断されるのが現実です。
これは外国人に限ったことではありません。
初めて会った人を判断する時にあなたはどこでその人をジャッジしますか?多くの方が『今している仕事や、学歴』でその人を判断します。そこで余程おかしな人でなければ大抵の人に悪い印象は与えません。
これは例えですがもしあなたが経営者だとします。
そこに海外から『あなたの元で働きたい』という方が現れたとします。履歴書には学歴もなければ特に珍しい職歴もありません。あなたなら安心してその方を雇いますか?それともその方が『どこの大学かはわからないが、しっかり学歴はもっている。母国でもそれなりに有名な企業で実践を積んだ経験がある』というのであれば一体どちらを安心して雇いますか?
世界中で大卒は一種のフィルターになっているは本当です。
日本でもある程度同じことが言えますが、肉体労働者と知能労働者を明確にわける最終学歴はどこでしょうか?
これは何を言っているのかというと、海外では学歴でその人が肉体労働者なのか知能労働者なのかを見極めているんです。例えば、就職をする時には誰でも履歴書を書きますよね。海外では事前に届いた膨大な履歴書を、担当者が全て目を通したりしません。
予めキーワードを入れたデータの中に履歴書をいれて、候補者を分ける作業をします。そしてその候補者に残った者だけが、次の面接に進むことになります。
キーワード
- 大卒以上
- GMAT700以上
- ITスキル優遇
といった感じです。
このキーワードに大卒以上と書かれている為、書類選考の時点で高卒の方は誰に読まれることもなく不可になってしまいます。これはアメリカやカナダといった国では有名な話です。実際に現地で住んでみるとよくわかります。
カナダは移住者で大卒を優遇にしている。
カナダは移民を受け入れるのを全てポイント制で決めています。
このポイントには学歴・英語のレベル・職歴・カナダでの就労歴等をポイントで表して全て加算。そして合計が67以上とあると審査をパスできるようになります。そう。ここに学歴が影響してくるんです。
あなたが高卒なら、5ポイントしかもらえません。しかし大卒なら23ポイントが付与されます。高卒と大卒とでは18ポイントも違います。この18ポイントを挽回しようとなると、他で高得点をとる必要が出てきます。
逆にオーストラリアでは、日本の大卒を持っていてもそれだけでは有効にはなりません。
必ずしも国によっては学歴が絶対に必要とはならないのですが、いつ規定が変更になるのかわからないのが事実です。
もし将来海外を視野にいれているのなら最低限大学を卒業しておくのが無難です。
あなたが莫大な資産や高度なスキルをもっているのなら、海外で活躍する時に学歴は必要ありません。何故ならそれが武器となり、受け入れ先の国にとってはあなたを迎え入れることは利益となる為、歓迎してくれるからです。
しかし、そういったスキルや資産がないのであれば、最低限大学は卒業しておいた方が得策といえます。正直、大学で勉強したことが社会で役に立つのかと言われれば、私も首を傾げたくなります。しかし、この学歴が影響して将来の道が絶たれる可能性があるのであれば考えものだと思いませんか?
もしあなたが将来海外を視野に入れているのなら、大学はどこでも構いません。どこでもいいので大学卒業だけは取っておいて下さい。日本には、他の国にはないような夜間大学や通信大学も沢山あります。これを読んでいるあなたは既に結婚もして子供もいるという方かもしれません。
ですが、働きながらでも大学に行くことは可能です。
そして一度社会に出ているからこそ、大学で学ぶことのメリットも沢山あります。
もしあなたが今、大学にいく必要性を感じていたり将来海外で生活をしたいと考えているのなら、仕事と両立は大変ですが通信生の大学に行ってみてはどうでしょうか?通信生の大学は卒業すれば全日制と同じ大卒の資格が得られます。
学費の値段も通学に比べると非常に安いです。下記に社会人でも通える大学のリンクを貼っておきます。もしあなたが将来海外を視野にいれているのであれば、今からでも遅くないのでこれらの大学を調べる為に無料資料請求をして実際に仕事と両立できるのか考えてみて下さい。
迷っているのなら今がチャンスです。英語を学習しながら大学卒業の資格を取りましょう。これを先延ばしにして将来あなたが海外で活躍できなくなるようなことだけにはならないようにして下さい。